2025.12.11
一人暮らし
一人暮らしは怖い?不安の原因から実際の体験談、安心できる物件選びまで不動産屋が徹底解説!

一人暮らしが初めての方のなかには、「事件やトラブルに巻き込まれたらどうしよう」などと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
とくに女性の一人暮らしは、ストーカーや空き巣などの事件に巻き込まれやすいです。
また、男女問わず騒音などによる近隣トラブルが発生することがあります。
ただ、これらのトラブルは適切な対処法を理解しておけば怖くありません。
そこで本記事では、一人暮らしが怖いと感じる原因や恐怖体験談、一人暮らしで安全に暮らせる物件の特徴を紹介します。
もくじ
一人暮らしが怖いと感じる5つの原因

一人暮らしが怖いと感じる原因には、以下の5つが挙げられます。
- 空き巣・窃盗
- ストーカー
- 災害
- 近隣トラブル
- 盗撮・盗聴
具体的な被害内容と併せて、紹介していきます。
空き巣・窃盗
空き巣・窃盗とは、居住者が不在の場合に侵入し、財産を盗む行為のことです。
窓や玄関からの侵入が多く、女性の場合は下着などの窃盗が頻繁に発生しています。
「公益財団法人全国防犯協会連合会」によると、空き巣・窃盗の数は1日80件以上発生しているとのことです。
短時間の外出でも発生するリスクがあるため、窓や玄関などの侵入に効果的な防犯対策を徹底することが大切です。
ストーカー
ストーカーとは、不審者の尾行や待ち伏せ、家への押しかけのことを指します。
一人暮らしの女性に多く、ストーカーを放置しておくと、ストーカーからの嫌がらせや事件につながります。
ストーカー被害は、エスカレートする可能性が高いです。
そのため、早めに警察や身内への相談をおこなうのが大切です。
災害
災害は、火の消し忘れによって発生します。
ガスコンロで自炊する方は、火の消し忘れがないか都度確認することが大切です。
仮に、災害が発生した場合、自身の安全確保と迅速な対応が必要になります。
消防署・救急車への連絡先確認や非常用の防犯グッズなど、災害が発生してもすぐに動けるような対策を考えておきましょう。
近隣トラブル
賃貸物件では、以下の近隣トラブルが発生することも考えられます。
- 騒音トラブル
- ゴミ処理トラブル
- 共用部分の利用に関するトラブル
- コミュニケーションによるトラブル
原則、それぞれの入居者が管理規則に沿って生活をする必要があります。
しかし、入居者によってはテレビ音や楽器演奏などによる騒音が大きかったり、共用部分を占領していたりなど、規則と反する行為を実施する入居者もいます。
トラブルになりそうな場合、自分だけで解決するのではなく、まずは大家や管理会社に連絡し、対策してもらうのが大切です。
個人間でのトラブルは、事件や裁判沙汰につながる可能性があるため、中立の第三者を介入させましょう。
盗撮・盗聴
賃貸物件では、盗撮・盗聴のリスクも考えられます。
照明器具やエアコンの内部、コンセントボックスの中などさまざまな場所に、盗撮・盗聴できる機器が以前の入居者によって仕込まれているかもしれません。
管理会社や大家でも気付かない場所に隠されているケースも多々あるため、内見時に隠されやすい場所の確認を徹底することが重要です。
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一人暮らしが怖いと感じた恐怖体験

実際に遭った一人暮らしでの恐怖体験について、以下の順序で紹介します。
- 人気の物件だからといって契約を迫られた
- 不動産会社の人と物件内や車内で二人きりになった
- 帰宅途中に知らない人に声をかけられた
- ガスコンロの火を消し忘れて外出した
- 夜中に音が聞こえて眠れなかった
1つずつ確認していきましょう。
人気の物件だからといって契約を迫られた
「今日中に申し込まないと、他の方に取られてしまいます」「このエリアで同じ条件の部屋は二度と出ません。後悔しますよ?」などといった誘い文句に乗らないようにしましょう。
これらの誘い文句に乗ってしまうと、相場に合わない高い金額を支払わされたり、希望のお部屋に住めなかったり、契約してから後悔することになります。
契約を迫られた場合には、冷静に検討期間が必要であることを伝えることが大切です。
それでもしつこく迫る場合には、宅建業法の違反として免許行政庁へ通報することも選択肢に含めてください。
不動産会社の人と物件内や車内で二人きりになった
女性の一人暮らしの場合、不動産会社の男性と物件内や車内で二人きりは怖いと感じるでしょう。
特に、車内は簡単に抜け出せないため、怖いと感じるなら、なるべく避けるべきです。
不動産会社によっては、女性客を手配してくれたり、オンラインでお部屋を紹介してくれたりなど実施してくれるため、相談してみるのも1つの方法です。
帰宅途中に知らない人に声をかけられた
帰宅途中に知らない人に声をかけられたというケースもあります。
知らない人に声をかけられた場合には、受け答えをするのではなく、距離を置くことをおすすめします。
しつこく声をかけてくる場合は、ストーカーの可能性が高いです。
警察や家族に相談し、状況に合った適切な対策法を確認しましょう。
ガスコンロの火を消し忘れて外出した
住んでいると「ガスコンロの火を消し忘れて外出した」という方も少なくありません。
ガスコンロの火を消し忘れてしまうと、災害の危険性が生じます。
火を消し忘れていると気付いたら、すぐに部屋に戻りましょう。
「ガスコンロの火を消し忘れた?」となりがちな人は、IHコンロを選ぶのがおすすめです。
IHは火を使わないため、火事になるリスクがありません。
家賃は高くなるものの、災害などの危険性が防げるため、安心して暮らせます。
夜中に音が聞こえて眠れなかった
賃貸物件によっては、「夜中に音が聞こえて眠れなかった」という方もいます。
夜中に音が発生する理由に、近隣の騒音が挙げられますが、他にも以下のような要因があります。
- 設備による音
- 精神的な要因による音
- 湿度による音
夜中に音が聞こえて眠れない場合は、原因を追究することが重要です。
一人暮らしで安全に暮らすためのポイント

一人暮らしで安全に暮らすためには、それぞれの状況に合わせた部屋の考え方を理解しておく必要があります。
ここからは、以下の状況別に一人暮らしで安全に暮らすためのポイントを紹介します。
- 内見時
- セキュリティ対策
- 部屋にいるときの行動
それぞれ順番に確認しましょう。
内見時
内見時には、以下の点をチェックしましょう。
| チェック箇所 | チェックポイント |
| セキュリティ設備 | ・オートロック・防犯カメラの有無 ・窓・玄関の防犯性 ・補助錠の設置可否 ・玄関ドア鍵の種別 ・ベランダの手すり高さ ・防犯ガラスの有無 |
| 共用部分 | ・共用廊下の照明の明るさ ・廊下や階段の管理状態 |
| 周辺環境 | ・夜間の人通り ・該当の数 ・コンビニや病院、交番の位置 ・ゴミ捨て場の施錠状況 |
昼・夜の2パターンで内見を実施することで、さまざまな部屋の状態を確認できます。
セキュリティ対策
セキュリティ対策が充実しているかどうかは、一人暮らしで安全に暮らすために重要なポイントです。
安全に暮らすためにあると嬉しいセキュリティは、以下の通りです。
- オートロック
- TVモニター付インターホン
- ダブルロック
- カードキー
- 宅配ボックス
- 防犯ガラス
- シャッター
セキュリティが充実している賃貸物件は、家賃が高い傾向にあります。
ただ、身の安全を守るためにも、充実したセキュリティ対策がおこなわれているお部屋は家賃が高い傾向にあります。
部屋にいるときの行動
部屋にいるときの行動でも、安全に暮らせるかどうかが変わってきます。
たとえば、部屋にいるときに窓や玄関ドアの鍵の施錠が不足していると、そこから侵入されるリスクが高くなります。
部屋にいるときは、不審者が入ってこないだろうと油断しやすいです。
鍵の施錠やカーテン・ブラインドの設置など日常でできることに加え、防犯ブザー・護身用具が身の回りにあると、さらに安心して暮らせます。
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一人暮らしで安全に暮らせる物件

一人暮らしで安全に暮らせる物件の特徴は、以下の4つです。
- セキュリティが充実している
- 周辺環境がにぎやか
- 入居者が女性のみ
- 上層階にある部屋
それぞれ順番に見ていきましょう。
セキュリティが充実している
一人暮らしで安全に暮らせる物件では、セキュリティが充実しています。
セキュリティが充実している物件に取り付けられている機器は、以下の通りです。
- オートロック
- TVモニター付インターホン
- ダブルロック
- カードキー
- 宅配ボックス
- 防犯ガラス
- シャッター
オートロックやTVモニター付きインターホンだけでは、安心して暮らせない世の中になりつつあります。
不審者やストーカーは、どこから侵入するかわかりません。
ベランダからの侵入を防ぐためにも、防犯ガラスやシャッターがついている物件を選ぶと安心です。
周辺環境がにぎやか
一人暮らしで安全に暮らせる物件の特徴に、周辺環境がにぎやかな状況が挙げられます。
周辺環境がにぎやかだと、夜でも一定の人通りがあったり、街灯が整備されていたりなど、女性1人でも安心して歩けます。
周辺環境のにぎやかさは、実際に歩いて確認する方が確実です。
夜に内見する際には、最寄り駅から物件場所まで歩き、周辺環境の状況を確かめましょう。
入居者が女性のみ
入居者が女性のみの物件は、共用部分で男性とすれ違うことがないため、不安を感じることが少ないです。
また、建物内が女性のみのため、比較的生活音によるトラブルが少ない傾向にあります。
しかし、女性向けの物件はセキュリティが充実しているため、家賃が高くなりがちです。
上層階にある部屋
上層階にある部屋は、ベランダからの侵入を防げるために、空き巣や窃盗に遭遇するリスクが少なくなります。
5階以上の部屋になると、ベランダからの侵入経路が遮断できます。
2〜4階の場合、はしごを使ったり、電柱に登ったりして、侵入されることも。
そのため、一人暮らしで空き家や窃盗による不安を感じる方は、5階以上の階に住むことをおすすめします。
一人暮らしで不安を抱えたときの対処法

実際に一人暮らしを初めてみて不安を抱えた場合には、以下の対処法を試してみましょう。
- 規則正しい生活を送る
- リラックスできる部屋をつくる
- コミュニティに参加する
- 家族や友人と話をする
- 公的窓口で相談する
それぞれ順番に解説します。
規則正しい生活を送る
規則正しい生活を送ることで、精神的な安定と生活の質の向上につながります。
規則正しい生活には、睡眠時間と食生活が重要です。
一定の時間に起床・就寝、栄養素のバランスが整った食事を取ることで、規則正しい生活が確立できます。
運動を始めると、不安な気持ちを忘れられる時間がつくれるため、非常におすすめです。
リラックスできる部屋をつくる
ストレスを溜めないためにも、リラックスできる部屋をつくりましょう。
リラックスできる部屋には、自然光が入りやすいです。
朝になり、カーテンを開けて自然光を浴びられる状況をつくれるとリラックスできます。
防犯面で不安を感じている場合には、オートロックや防犯カメラ完備の物件を選んだり、防犯グッズを常備したりなど、物理的な防犯対策を実践すると安心できます。
コミュニティに参加する
コミュニティに参加することで、人脈が広がります。
人脈が広がることで、人とのコミュニケーションが増え、不安に感じる時間を軽減させられます。
不安に感じたことを相談できるため、解決策を聞けたり、力になってくれたりしてくれるでしょう。
学生の場合は、大学周辺で開かれている学生ネットワークに加入、社会人の場合は、地域サークルやオンラインコミュニティなどを活用してみてください。
家族や友人と話をする
一人暮らしで不安に感じているなら、家族や友人と話をするのがおすすめです。
家族や友人は、自分の性格や価値観を理解してくれているため、真摯に的確なアドバイスをしてくれます。
気軽に話も聞いてくれるため、1人で不安を抱えることも少なくなるでしょう。
内容によっては、家族や友人に助けを求めるのも良いでしょう。
公的窓口で相談する
誰にも相談できない場合は、公的窓口を活用するのがおすすめです。
公的窓口とは、地域が開く支援サービスのことです。
相談は無料でできるため、気軽に悩みごとを打ち明けられます。
身に関わる不安ごとは、警察に相談するのがおすすめです。
早めに相談することで、ストーカーや窃盗などの事件を未然に防げます。
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一人暮らしで怖いと感じるなら周りに頼ろう!

一人暮らしでは、トラブルや事件は自分で対処しなくてはいけないことがほとんどです。
対処法を知っておかないと、大きな問題につながります。
そのため、一人暮らしを始める前にトラブルや事件の対処法を理解しておきましょう。
とはいえ、すべてのトラブルや事件を一人で解決する必要はありません。
怖いと感じたときは、周りに頼るようにしましょう。
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